frenchlifestyleのブログ

ありのままフランス暮らし

フランス産 卵の味を比較してみた!

フランスの卵は

育て方などによってランクがあり、

値段も全然違います。

 

実際、【味の違い】はあるのだろうかと気になり、

まずはこの2つを比べてみました。

 


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近くのスーパーで購入してきた卵。

 

左: BIO (カテゴリー0)、4個入り、3ユーロ

右: PLEIN AIR(カテゴリー1)、Mサイズ6個入り、3ユーロ

 

蓋を開けてみると...

 

卵の大きさは少し違う

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割ったかんじも、卵黄が少し大きい!f:id:frenchlifestyle:20240314150853j:image

 

卵黄を指で押してみたときに

少しだけ弾力が強いのは【BIO】。

 

実際目玉焼きにすると【BIO】の方が

卵白がぷるんとしっかり形を保っていた!

 

しかし、食べてみると...

 

【味自体の違いはほぼない!!】

 

(卵黄の味が濃いとかも期待したのですが...)

 

BIOの方がお高いので気持ちおいしく感じたような感じなかったような....といったレベルの差でした。

 

 

 

結果、我が家では...

【炒り卵・ゆで卵ならどちらでも可】

【目玉焼きやここぞと見た目を綺麗にしたいときはBIOを選択】

することにしました!!

 

p.s.

そもそも

【日本ではほとんどがゲージ】で鶏さんたちが育っているようですね...

今回調べて初めて知りました...。

ゲージ飼いではストレスはかかりますが、

糞や卵は下に落ちるので体や卵が汚れないことや

つつきあいのケンカが起こりにくくケガをしにくいというメリットもあるそうです。

 

逆に、ゲージフリー(平飼いなど)にすると

その分ケンカによるケガ増えたり、病気になったり、卵をいろんなところに産むので卵が汚れたりするようです...。

それを飼育・管理する人もさらに必要になって人件費もかさんでしまうようですね。

 

私は自分のことしか考えていなくて

【安くておいしい卵、食べたいな~】

【日本と比べて、フランスの卵は高いな~】

なんて思っていましたが、

日本で安くて安全な卵を食べられるのには

鶏さんたちや飼育員さんたちの頑張りのおかげなんだなぁと今回調べて思いました......。

 

【アニマルウェルフェア】という言葉も

初めて知りましたが

これはとっても深く難しい話だと思いました。

ヨーロッパでは、ゲージ飼いをなくす動きもあるようです。

 

日本でもみんなで予算を出し合い環境制度を整えることが条件ですが、

鶏さんたちの環境も良くして

飼育員さんたちの負担もなるべく増やさずに

卵の値段の高騰を防ぐ

ことがいつしかできればみんな幸せなのかなぁと思いました...。

 

ただ卵の食べ比べをしようと思っただけなのに

とっても深い話でした(´;ω;`)